上海母港に停泊するクルーズ船の「海洋光譜号」（2024年4月26日撮影、資料写真）。

【東方新報】中国国家移民管理局は15日に、沿岸地域にクルーズ船で到着する外国のツアー団体に対する査証（ビザ）免除政策を導入したと発表した。 　発表日から、中国国内の旅行会社が企画し、受け入れた外国のツアー団体（2人以上）がクルーズ船で旅行する場合、天津市（Tianjing）、上海市、遼寧省（Liaoning）の大連市（Dalian）、江蘇省（Jiangsu）の連雲港市（Lianyungang）、浙江省（Zhejiang）の温州市（Wengzhou）と舟山市（Zhoushan）、福建省（Fujian）のアモイ市、山東省（Shandong）の青島市（Qingdao）、広東省（Guangdong）の広州市（Guangzhou）と深セン市（Shengzhen）、広西チワン族自治区（Guangxi Zhuang Autonomous Region）の北海市（Beihai）、海南省（Hainan）の海口市（Haikou）と三亜市（Sanya）を含む13都市のクルーズ港で団体としてビザ免除で入国できる。 　ツアー団体は同じクルーズ船で次の港に進み、同じクルーズで国を出国する必要があり、中国国内での最長滞在期間は15日以内だ。活動は沿海部（自治区、中央政府直轄市）と北京市に限定される。 　国家移民管理局は、外国のクルーズ船乗客が中国を経由してトランジットするのを容易にするため、大連、連雲港、温州、舟山、広州、深セン、北海の七つのクルーズ港を、中国のトランジットビザ免除政策の対象港リストに追加することを決定した。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。