春のはおりは「ジャケットソー」が正解【ミドフォーのきれいめカジュアル服】
40代も半ば(=ミドフォー)に差しかかり、おしゃれの楽しみ方に少しずつ変化が訪れた今の私が、本当に欲しい服、着てみたい服をご紹介。大人にふさわしいきちんと感がありつつ、ほどほどに今っぽく、小柄な体を美しく見せてくれる……おすすめの一着を発表いたします! 【写真】40代の最旬「春ファッション」
おしゃれに年齢は関係ない!と思いつつ、昨年あんなに好きだったアイテムが急に子供っぽく見えたり、似合わなくなったり……“これまでどおり”のおしゃれでは立ち行かなくなってきた、45歳の今日このごろ。もちろん大好きなカジュアルを卒業するつもりは毛頭ないのですが、もう少し、ある意味“年相応”にきれいめな服にも挑戦していこうかなぁと思います。 きちんと見えること、バランスよく見えること、そして長らくプチプラ連載をしていたこともあって、「手ごろであること」にも超うるさい私。そんな私のワガママもたっぷり詰まっているアイテムは、どれも自信をもっておすすめできるものばかり。春のおしゃれの参考にしていただけたらうれしいです。
会社でも着やすい一着「ジャケットソー」
季節的に春とはいえまだまだ寒い3月は、一年で一番と言っていいほど着るものに悩む時季。温度調節しやすいはおりものは必須ですが、ジャケットだと薄手の春コートの下には着づらいし、カーディガンだと一枚で出歩くには寒いし……。結局、その日の気温や天気によってアウターとのバランスを考えながら変えないといけないのが、ちょっと面倒だったりして。 暖かいけど暑すぎず、脱ぎ着がしやすく、扱いやすい……素材だけでいうなら、理想はスウェット! ただお仕事にはカジュアルすぎる素材ゆえに、何とかこの肉厚なコットンを使ってきれいめに、会社でも着やすい一着へ落とし込めないものかと考えに考えて、ようやく完成したのが「ジャケットソー」でした。
聞き慣れないネーミングですが、その名のとおり「ジャケット」を「カットソー」素材で作ったから「ジャケットソー」。コットン100%でふっくらと厚みのある裏毛は癒されるほどの心地よさです。この時季、ジャケットによっては着用時に裏地がヒヤッとするものもありますが、これはあえて裏地をつけていないのでカーディガン感覚。クリーニング推奨ですが手洗いもできるので、汗ばむ初夏や梅雨時も気軽に使えます。