ヤマトA321貨物機、冬ダイヤは1日14便 成田・羽田・札幌・北九州・那覇
ヤマトホールディングス(9064)傘下のヤマト運輸は10月27日、エアバスA321ceo P2F型貨物機の冬ダイヤの運航スケジュールを発表した。日本航空(JAL/JL、9201)とJALグループのLCC、スプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)の3社で運航する。冬ダイヤは同日から2025年3月29日まで。 【写真】羽田に就航したヤマトのA321貨物機 ヤマトのA321P2Fは今年4月11日に初便が就航。冬ダイヤの就航地は拠点の成田をはじめ、羽田、札幌(新千歳)、北九州、那覇の5空港で、1日14便(片道)設定した。 東京(成田・羽田)-札幌間の成田→札幌→羽田→札幌→成田ルート、東京-北九州間の成田→北九州→羽田→北九州→成田ルート、成田-北九州・札幌間の成田→北九州→新千歳→成田ルート、成田-那覇・北九州間の成田→那覇→北九州→成田ルートの4ルートを、3機あるA321P2Fで運航する。 東京-札幌間の運航スケジュールは、札幌行きIJ407便が成田を午後10時20分に出発し、翌日午前0時5分に札幌着。羽田行きIJ410便が午前1時30分に札幌を出て、午前3時30分に羽田へ到着する。札幌行きIJ411便は羽田を午前4時55分に出発し、午前6時50分に札幌へ着く。成田行きIJ400便は札幌を午前8時20分に出発して、午前10時15分に成田へ戻る。 東京-北九州間は、北九州行きIJ425便が成田を午後10時30分に出発し、翌日午前0時25分に北九州着。羽田行きIJ444便が午前1時40分に北九州を出て、午前3時15分に羽田へ到着する。北九州行きIJ445便は羽田を午前4時45分に出発し、午前6時50分に北九州へ着く。成田行きIJ422便は北九州を午前8時5分に出発して、午前9時55分に成田へ戻る。 成田-北九州・札幌間は、北九州行きIJ421便が成田を午前11時40分に出発し、午後1時35分に北九州着。札幌行きIJ464便が午後3時20分に北九州を出て、午後5時30分に札幌へ到着する。成田行きIJ408便が札幌を午後7時に出発して、午後8時55分に成田へ戻る。 成田-那覇・北九州間は、那覇行きIJ451便が成田を午前6時に出発し、午前9時20分に那覇着。北九州行きIJ456便が午後3時45分に那覇を出て、午後5時30分に北九州へ到着する。成田行きIJ426便が北九州を午後7時15分に出発して、午後9時5分に成田へ戻る。 3社の役割分担は、ヤマト運輸が配送拠点と空港間の陸上輸送や、空港の貨物上屋での積み付けを担当。JALが空港の貨物上屋内での貨物計量やランプハンドリング、機体の整備を担い、スプリング・ジャパンが運航とオペレーションコントロール、ロードコントロールを担当する。
Tadayuki YOSHIKAWA