1軍でも輝けるか…ヤクルト、ファームで躍動している選手(5)スワローズ打線の新たな“起爆剤”に…?
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格に向けては二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が必須。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは、今季ファームで躍動している東京ヤクルトスワローズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月16日時点)
北村恵吾
・投打:右投右打 ・身長/体重:182cm/90kg ・生年月日:2000年12月18日 ・経歴:近江高 - 中央大 ・ドラフト:2022年ドラフト5位 昨季はプロ初安打を満塁本塁打で記録するなど、鮮烈な一軍デビューを果たした北村恵吾。今季は故障離脱もあって、ファームでの生活が続いている。 近江高時代は1年夏から4番打者を務め、3年夏には甲子園8強入りに貢献。中央大でも主軸として活躍し、2022年ドラフト5位で東京ヤクルトスワローズに入団した。 プロ1年目はファームで実戦経験を重ねると、96試合の出場で打率.234、10本塁打、46打点と長打力を発揮。 一軍でも12試合出場と少ない出番ながらも、プロ初安打となるグランドスラムを記録するなど、持ち味を示した。 プロ2年目の今季も、二軍が主戦場に。5月中旬から約2ヶ月間の離脱があったが、ここまで67試合に出場し、打率. 271、2本塁打、18打点、出塁率.342とまずまずの数字を収めている。 ファームでは内外野をこなすユーティリティー性も見せているが、一軍からは声がかかっていない状況だ。残り試合でアピールを続け、チャンスを掴み取りたい。
ベースボールチャンネル編集部