あなたも間違えてるかも!?やってはいけないかぼちゃの保存方法
甘くてホクホクしたかぼちゃは子どもも大人も好きな人が多く、とくにこれからハロウィンが近づく時期には家庭でも登場する機会が増える野菜です。かぼちゃは皮も丈夫だし、何となく芋に似てる気もするから、保存しやすい野菜だと思っていませんか? じつは、その逆なのです。 【画像】あなたも間違えてるかも!?やってはいけないかぼちゃの保存方法 今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、意外と日持ちしないかぼちゃのNG保存方法を教えてもらいます。
【NG1】買ってきたパッケージのまま保存
かぼちゃはスーパーではたいてい、1/2や1/4サイズにカットされて、ラップのようなフィルムでぴっちり包まれた状態で売っています。きれいに包んであるし、このまま保存すればよいのでは…と思いきや、これはNG。 というのも、かぼちゃは種やワタの部分から次第に傷んだりカビが生えたりしていくため、買ってきたらできるだけすぐ種とワタを取り除くのが日持ちのコツなのです。買ったときに包まれていたフィルムは外して、スプーンなどを使って種とワタを取り除き、そのあと新しいラップでぴっちり包み直しましょう。 種とワタを取り除いたあとは当初と輪郭が変わるため、買ったときについていたフィルムだと大きさが合わずにぴっちり包めないので、新しいラップを使うのがおすすめです。
【NG2】常温で保存
かぼちゃは1玉まるごとの場合、常温保存が最適です。そのため、通常のスーパーで売っているカットされたかぼちゃについても同じだと思って常温で保存する人がいるのですが、これはNG。常温だとすぐにカビが生えてしまいます。 カットされているかぼちゃは、前述のように種とワタを除いてラップに包んだあと、冷蔵庫の野菜室に入れてください。冷蔵室だと寒すぎるので、野菜室がおすすめです。 なお、まるごと1玉で手に入れた場合は、まるごと新聞紙などの紙で包んで、廊下など風とおしのよいところに置いておきましょう。とくに収穫して間もないかぼちゃは、そのまますぐ食べるよりも、常温で2~3カ月置いておくほうが追熟しておいしくなります。