鈴木亮平がハリウッドスターになれる理由 英語がネイティブ並み…“国際人”としての力もある
俳優・鈴木亮平(41)は漫画原作キャラからヤクザ、ゲイ男性まで幅広い役柄をこなすことができ、フィルモグラフィは実に多彩である。主演のNetflix映画も大好評で世界的にも認知度が高まりつつある中、あらためて、その語学力に注目が集まっている。 【写真】「デカい」「リアルまんまや」の声…鈴木亮平が公開した“海坊主”、香との3S…“もっこり”ポーズも大反響 ***
鈴木が主演を務めるNetflix映画「シティーハンター」は4月25日に配信されると、「週間グローバルTOP10(非英語映画)」で初登場1位を記録した。 芸能デスクが言う。 「鈴木は本作の熱烈なファンで、主人公の冴羽りょうを演じることを長年にわたり望んでいました。今回、その願いをかなえたわけですが、自費で4種類のモデルガンを購入し、その扱いに習熟するなど、役柄になりきるために相当な準備をして撮影に臨んだといいます」
「相当こなれた英語を話す」
努力のかいあり、フランス、韓国、香港、ブラジルを含む世界50の国と地域でも週間TOP10入り。日本のみならず、世界中で好評を博したのである。 テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏は同作の人気について、 「世界的に日本のポップカルチャーがブーム。動画配信サービスでも『日本』の文化や歴史を題材にした作品が視聴数を稼ぐ傾向にあります」 こう述べた上で、 「鈴木さんが過去に授賞式などで、英語でスピーチしている場面を見たのですが、完全にネイティブレベルとは言わないまでも、相当こなれた英語を話しますよね」 と、その英語力に注目する。実際、鈴木自身も公式プロフィールの特技に〈英会話(英検1級)〉を挙げるほどで、 「中学時代にアメリカとオーストラリアで短期ホームステイし、高校時代にもアメリカ・オクラホマ州で1年間、現地の高校に通学。英語力の基礎を身に付けたといいます」(前出・芸能デスク)
「ネイティブ並みの表現力と会話のスピード」
高校卒業後は東京外国語大学(英語専攻)に進学。演劇サークルに所属したのだが、 「大学時代に鈴木が脚本を手がけた舞台を見た教授が“オノマトペ(擬声語や擬態語)もいっぱいで、言語学的に素晴らしい”と絶賛したという逸話があります」(同) 株式会社ミレオン代表で英語演技コーチの山縣美礼氏は鈴木の英語力に関して、こう評価する。 「鈴木さんの英語はかなり流ちょう。ネイティブ並みの表現力と会話のスピードは世界で通用するレベルです」 さらに続けて、 「鈴木さんが『シティーハンター』のプロモーションで海外記者のインタビューにすべて英語で受け答えされる姿を見て感心したのは、ご自身の考えを瞬時に組み立て、はっきりと言葉にする力。それは国際人として、英語スキル以上に大事なことです」 語学力だけではなく、“国際力”にも賛辞を贈るのである。