島袋将 2年連続のウィンブルドン本戦出場に王手、2時間半超えの激闘制し予選決勝進出<男子テニス>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は26日、男子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク246位の島袋将が同119位のJ・デ ヨング(オランダ)を7-6 (7-3), 4-6, 7-6 (10-8)のフルセットで破り、2年連続で予選決勝進出を果たした。 【島袋 将vsデ ヨング 1ポイント速報・結果】 3試合に勝利すると7月1日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。 26歳の島袋は昨年のウィンブルドンで予選3試合を勝ち抜き四大大会初の本戦入りを果たした。2年連続となる本戦入りを狙う今大会、予選1回戦では予選第14シードのJ・コバリク(スロバキア)を7-5, 6-3のストレートで下し初戦を突破した。 予選2回戦の第1セット、島袋は第7ゲームでブレークに成功し第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。しかしここでブレークバックを許しタイブレークに突入。それでも島袋は2度のミニブレークに成功し先行する。 しかし、続く第2セット、第5ゲームで先にブレークを許した島袋。第6ゲームでブレークバックに成功するも第7ゲームで再びブレークを奪われ、1セットオールに追いつかれる。 迎えたファイナルセット、互いにサービスをキープするも島袋は第9ゲームで2度ブレークポイントを握られる。それでもこれを凌ぐとその後も両者サービスキープし10ポイントマッチのタイブレークに突入。3-8と大きくリードされた島袋だがここから怒涛の7ポイント連取し、2時間47分の激闘を制した。 勝利した島袋は予選決勝で世界ランク153位のM・トランジェリティ(アルゼンチン)と同206位のE・イメル(スウェーデン)のどちらかと対戦する。 なお、同予選には島袋の他に世界ランク143位の望月慎太郎と同203位の内山靖崇の日本勢2名が出場。望月は予選1回戦で敗戦。内山は予選2回戦進出を果たしたが、予選第9シードのD・ゴファン(ベルギー)に6-7 (4-7), 4-6のストレートで敗れている。
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