地震からの復興目指すトルコ 東日本大震災の被災地を自治体職員が視察〈宮城・石巻市〉
仙台放送
地震からの復興を目指すトルコの自治体職員たちが宮城県石巻市を訪問し、東日本大震災の復興状況を視察しました。 今回の視察は国際協力機構=JICAが主催したもので、トルコの復興や防災を担当する自治体職員13人が石巻市を訪問しました。 トルコは去年2月の地震で大きな被害を受け、JICAによりますと、隣国のシリアと合わせた死者は5万3000人以上、倒壊した建物は20万棟以上にのぼりました。 街づくり事業を進める会社のスタッフ 「今後どうやってお店を再開するのか。どう盛り上げていくかかなり先の話をたくさんしてきました」 参加者は、街ににぎわいを呼ぶ取り組みなどの説明を受けたほか、震災後、旧北上川の河口付近に設けられた、イベント会場としても利用される堤防を見学しました。参加者は、帰国後に会議などを通じて日本の事例を伝えていきたいと話していました。
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