リアーナ、音楽活動から引退か 故郷バルバドスでのイベントで意味深発言
音楽活動を休止、実業家として活躍しているリアーナ。歌手業の引退を匂わせるような発言でマスコミの注目を集めている。 【写真】リアーナが披露する、おしゃれマタニティルック35
リアーナは先週、故郷のバルバドスに開店したコスメブランド「フェンティ ビューティ」の新店のオープニングイベントに出席、DJを披露した。その場を使って集まった人たちにスピーチをしたリアーナは「音楽で注目を集めたけれど、神さまは私に違う計画を用意されていた」とコメント。ファンはこの部分を音楽活動からの引退宣言だと解釈、ざわついている。ちなみにリアーナは続けて「とても誠実で純粋で、有機的でありつつ自分の好きなものに忠実なやり方で創作できた。だから仕事という感覚もない」と語り、今の彼女のメインとなっているコスメやランジェリーの分野での活動から満足感を得ていることもアピールしていた。リアーナは2016年の『Anti』以来、スタジオアルバムを発表していない。
コスメブランド「フェンティ ビューティー」とランジェリーブランド「サヴェージ×フェンティ」の大成功で、今やアメリカを代表するビジネスパーソンの1人になったリアーナ。今年10月にテイラー・スウィフトに首位を奪われるまでは、最もリッチな女性ミュージシャンの座に君臨していた。純資産は140万ドル(約2.1億円)。そのほとんどはコスメとランジェリーブランドから得たものだと経済誌『フォーブス』は推定している。ちなみにテイラーの現在の純資産は160万ドル(約2.4億円)。リアーナとは対照的にテイラーはアルバムなどの作品のセールスと、ツアー「The Eras」の成功でこの富を築いたと同誌は推定している。
昨年2月のスーパーボウルではハーフタイムショーに単独で出演、歌姫としての魅力と実力を改めて世界に示したリアーナ。このまま引退してしまうのか、見守りたい。