ミュラー、単一クラブでのCL史上最多出場記録を更新!…9発大勝の一戦で“シャビ超え”達成
バイエルンに所属する元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、チャンピオンズリーグ(CL)史に残る偉大な記録を打ち立てた。 CLリーグフェーズ第1節が現地時間17日に行われ、バイエルンは敵地でディナモ・ザグレブ(クロアチア)と対戦した。ディナモ・ザグレブの荻原拓也もネットを揺らした一戦はバイエルンが圧巻のゴールラッシュを披露。ハリー・ケインが3本のPKを含む4ゴールを決め、ミカエル・オリーズやレロイ・サネらにも得点が生まれるなど、9-2の大勝を飾った。なお、9得点はCLにおける1試合最多得点記録となっている。 この試合では、ケインがCLでのイングランド人史上最多得点記録を更新したが、長きに渡ってバイエルンの前線を支えているミュラーもCL史に残る記録を樹立した。68分にジャマル・ムシアラとの交代でピッチに立ったミュラーは、CLでの通算出場試合数が「152」に到達。この数字はかつてバルセロナで活躍した元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス氏の「151」試合を上回る、単一クラブにおけるCL史上最多出場記録となっているようだ。 ミュラーはこの152試合で通算54ゴール34アシストをマークし、2度の優勝を経験している。通算152試合出場は全選手を通じても元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(現:アル・イテハド)と並び歴代4位タイの記録。1位はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現:アル・ナスル)、2位は元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏、3位はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)となっている。 なお、ミュラーはバイエルンでここまでクラブ史上最多の712試合に出場。245ゴール270アシストという成績を残している。
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