奈緒、『あのクズを殴ってやりたいんだ』でTBSドラマ初主演 玉森裕太が金髪の“沼らせ”男に
奈緒が主演を務め、相手役を玉森裕太が務めるTBS火曜ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』が、10月期に放送されることが決定した。 【写真】リング上で奈緒の肩に手をかける玉森裕太 本作は、恋もボクシングも本気で向き合う姿をオリジナル脚本で描くガチンコボクシングラブコメディ。結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公が、人生どん底のタイミングで金髪の謎の男に出会い、彼との出会いをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と自分を変えるためボクシングを始める姿を描く。 主人公を演じるのは、TBSドラマ初主演となる奈緒。主人公の佐藤ほこ美は、真面目で真っ直ぐな性格の29歳。結婚目前で彼氏に逃げられ破局。さらに彼氏は浮気していたこともわかり、もうクズな男とは付き合わない!と決心する。そんなとき、優しくて人懐っこい葛谷海里と出会う。どん底のときに助けてもらい運命を感じるほこ美だったが……のちに彼の驚きの正体を知ることとなる。海里の影響もあって、ほこ美は自分を変えたいと一念発起し、ボクシングを始めることに。その後も海里と何かと関わることになるが、やがて海里の過去に何があったのかを知る。 金髪の謎の男・葛谷海里を演じるのは、玉森裕太。TBSドラマへの出演は、2021年放送の火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』以来3年ぶりとなる。玉森が演じる海里は、誰とでもすぐ仲良くなる人たらし。昼はカメラマンとして働き、夜はバーテンダーのアルバイトをしており、ほこ美が挙げるはずだった結婚式のカメラマンとして彼女と出会う。彼氏と破局し気落ちしているほこ美に優しく手を差し伸べる海里だが・・・彼の本当の姿をほこ美はまだ知らない。 海里は、ほこ美が所属するジムの面々となぜか面識がある様子で、住んでいる場所も普通ではない。そして、過去の出来事による大きなトラウマを抱えているようで……。はたして彼は何者なのか。 脚本を泉澤陽子と鹿目けい子が手掛け、演出を岡本伸吾、石井康晴、小牧桜が担当する。 コメント 奈緒(佐藤ほこ美役) TBSさんの火曜ドラマといえばラブコメというイメージがありまして、そんなチャーミングな枠にお声がけいただきとても光栄でした。また、そこにボクシングというスポーツがテーマとして加わっているのが、ドラマで見たことがない組み合わせだったので、どんな作品になるのかワクワクしましたし、とても惹かれました。 台本を読んで、キュンとする部分も沢山ありますし、ボクシングについてはすごく奥が深いなと思います。力強く素敵なセリフも沢山ありますし、"遊び"もある台本だと感じたので、現場で演じながら変わっていくこともあるんじゃないかなと思い、すごくワクワクしています。 ボクシングの魅力、そして人と信頼を築くということの美しさを皆さんにお伝えできればと思っております。見たことないほど、汗感のあるラブコメディです。お楽しみに! 玉森裕太(葛谷海里役) オファーをいただいたときはうれしさと同時にプレッシャーもありました。火曜ドラマの枠はファンの方がたくさんいらっしゃいますし、僕自身キュンキュン系は久しぶりなので、「頑張らないと」というのが率直な気持ちでした。 僕が演じる海里は、昼はカメラマンで夜はバーテンダーとして働く謎の男なんですが、人たらしでとにかく女性にモテるんです(笑)。次第に明らかになっていくことが多いので、その経過も含めて楽しんでいただければと思います。海里は、今までに僕が演じたことのないようなキャラクターなので全力で頑張りたいですし、見ている人に刺激を与えられたらいいなと思っています。 ラブコメではありますがいろいろなメッセージ性があり、熱い作品になっていると思います。ぜひ期待していただければと思います。 戸村光来(プロデュース) ムカつくのに、なぜか気になってしまう 嫌いだと思っていたのに、どんどん好きになってしまう そんな経験ありませんか? 今回の火曜ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』は、クズにときめいてしまう恋愛とボクシングを通して、一人の女性の成長を完全オリジナルストーリーでお届けします。 主人公の佐藤ほこ美を奈緒さんに演じていただきます。企画を進めている段階から、この役は絶対に奈緒さんに演じてほしいと思っていたので、引き受けていただけてとてもうれしいです。ほこ美はまっすぐで不器用な主人公です。いるだけで周りを明るくし、応援したくなる奈緒さんのお人柄はまさにほこ美だなと日々感じております。また、奈緒さんにはクランクイン前からボクシング練習に取り組んでいただいています。気迫あるボクシングシーンもぜひ楽しみにしていてください。 海里役を演じるのは、玉森裕太さん。海里というキャラクターは屈託のない笑顔を見せたかと思えば、ふっと暗い表情も見せるミステリアスでつかめない男です。玉森さんご本人も笑顔のときと真剣なときのギャップがとても魅力的な方なので、海里という役にピッタリだと思いました。海里を演じるために肉体改造も行なっていただき、こだわりをもって海里というキャラクターを作り上げていただきました。玉森さんのこれまで見たことがないような新たな一面もお楽しみください。 クズという言葉は悪い意味で使われることが多いですが、人間誰しもクズな部分=欠点を持っていて、だからこそ支え合うことができるし愛着が湧くのだと思います。 この物語は、そんな欠点を支え合うことで乗り越えていくラブコメディです。恋愛はボクシングと同じように一朝一夕で成り立つものではなく、辛いときもあれば幸せなときもあって、地道な練習の継続によって二人だけの形が作られていくものだと思います。ドラマを見ていただいた方にそんなメッセージが届き、明日からも頑張ろうと思えるような作品を目指してキャスト・スタッフ一同力を合わせて作り上げていこうと思います! クズなのにキュンとするクズきゅんラブコメディ! 火曜ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』をぜひお楽しみに!
リアルサウンド編集部