張本勲氏&王貞治会長 佐々木朗希のメジャーでの最多勝は「十分可能」王会長は獲得に向けて課題も指摘
野球評論家の張本勲氏(84=本紙評論家)とソフトバンクの王貞治球団会長(84)が5日、TBS系「サンデーモーニング新春SP」(前7・30)に出演。ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)について言及した。 【写真あり】“令和の怪物”佐々木朗希が初バラエティーで憧れの女優とサプライズ初対面!しゃべくり007で暴露話も 入団してほしい球団を問われた張本氏は「もったいないよね。日本のプロ野球から考えたらね。これだけのピッチャーだもん」と日本球界からの流出を惜しみつつ「私はヤンキースかドジャース。名門に入ってもらいたい」と自身の希望を明かした。 佐々木について「あと10年、15年はおそらくアメリカで最多勝取るくらいの力ありますよ。球は速いし、手元でどーんと落ちるフォークボールを2種類持ってますから。1つはストライクを取るフォークボール、1つは三振を取るフォークボール」と分析。続けて「当てるのがうまい日本のバッターでもなかなか難しい。アメリカはちょっと粗いバッターが多いから、必ずや最多勝を取れると思います」とメジャーでの活躍に太鼓判を押した。 王会長は「張本さんが言ったように球は問題ないと思いますね。速さといい、(フォークの)落ち方といい」と評価。一方で今後の課題として「日本でやっている時に1年間フルでやっていない。アメリカは中4日でいかなきゃいけないわけですから。彼が1年間通して戦えるかが問題。そこを乗り越えれば張本さんが言ったように最多勝は十分可能だと思いますね」と指摘した。