流通経済大柏、八千代にプレミアEAST首位の貫禄を示して準決勝進出
6月9日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選の準々決勝が千葉県内各地で行われ、流通経済大柏が八千代に2-0の完封勝利をおさめ、準決勝進出を決めた。 【フォトギャラリー】流通経済大柏 vs八千代 立ち上がりから、個の能力が高い高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2024 EAST首位の流通経済大柏が、個人技からの突破や前線からのプレスでボールを奪い押し込んでいく。11分、流通経済大柏はDF11堀川由幹(3年)が左サイドの深い位置からマイナスに折り返すと、ボールを受けたFW10柚木創(3年)がワントラップを入れてシュートをゴールネットに突き刺した。 先制後も推進力ある攻撃を見せる流通経済大柏は17分、FW19粕谷悠(3年)がFKを頭で合わせるも惜しくもバーに弾かれる。対する八千代は守備に回る時間が多い中、28分、中盤でボールを奪ってショートカウンターを仕掛け、最後はMF8佐々木太朗(3年)が惜しいシュートを打つ。前半は攻守においてバランスがとれてい流通経済大柏が1点をリードし折り返す。 エンドが替わった後半。流通経済大柏は45分、柚木が中盤でワンツーをし、そのまま寄せに来る相手を物ともせず独走ドリブルからゴール右脇を僅かに逸れるシュートを打つ。試合の主導権を握る流通経済大柏は、その後もゴール前でチャンスを創出していく。すると76分、粕谷が力強いドリブル突破からマイナスに折り返すと、ゴール前に走り込んでいた柚木がダイレクトで合わせゴールに流し込んだ。 スコア以上にゲームを支配していた流通経済大柏が八千代にプレミアEAST首位の貫禄を見せつけ2-0で勝利を収め準決勝進出を決めた。 (文・写真=田原豊)