バッテリー管理にはボルトメーター。CT125のバッテリーが弱ってきたのでデイトナバッテリーに交換するよ
ハンターカブに乗って約一年。どうもバッテリーが弱くなってきた気がするんですよ。そこで便利なのがボルトメーター。電圧を常時表示してくれるので、バッテリーの状態を知るための目安になるんですよ。 ボルトメーターがあれば、始動前の電圧や長距離走行での変化もわかるし、地味に楽しい。電圧を見てたらどうもバッテリーが弱ってる気がしたので、バッテリー交換もしてみたよ。 【画像】CT125ハンターカブのバッテリーチェックの様子をギャラリーで見る(25枚) 文/Webikeプラス 若林 浩志
アクアプローバのコンパクトボルトメーターは小型で見やすい
ボルトメーターにも色々あるけど、なるべくコンパクトで見やすいものが使いやすいよ。で、選んだのはアクアプローバのコンパクトボルトメーター。 25mm×42mmというコンパクトサイズだけど、液晶部分は大きくシンプルで非常に見やすい。 あと、バッテリー電圧の低下してくると、バックライトが赤くなって警告もしてくれる親切設計だし、防水もバッチリ。 なんといっても約3000円というお求めやすさも魅力。 コンパクトボルトメーターの取付方法は2種類あって、「バッテリー電圧を測る取り付け」と「アクセサリー電源の電圧を測る取り付け」。 バッテリー電圧を測るときは、赤線をバッテリープラス、黒線をバッテリーマイナス、白線をアクセサリー電源にプラスに接続。 アクセサリー電源の電圧を測る場合は、黒線をバッテリーマイナス、赤線と白線をアクセサリー電源プラスに接続するよ。くわしくはコンパクトボルトメーターの説明書を確認してね。 自分もそうだけど、大抵の人はバッテリー電圧を測る接続で良いんじゃないかな。 バッテリーに端子を付ける時は、まずマイナス端子を外して、それからプラス端子を外そう。配線を装着するときはプラスからね。 アクセサリー電源については、ヘッドライトのアクセサリーソケットに電源取り出しハーネスをかまして取り出すのがオススメ。 自分のハンターカブにはタコメーターを取り付けるためにステーを新設してるので、その隙間に貼っておいたよ。上にあるのは同じくアクアプローバの油温計。 ドレンボルトから油温を測定してるので、オーバーヒート対策にも凄く便利。こちらもオススメよ。 さっそくキーオンしてみたところ、表示が赤い。これが警告点灯。 エンジン始動前でギリ12V以下。やっぱ弱ってるのね。一般的に12V以下だとバッテリーが弱ってると言われてるので、状態を警告してくれるのは便利。 弱ってるのは致し方ないので、バッテリーを外して充電してみるよ。 さて。バッテリー充電器なんだけど、実は充電方式にフロートとかトリクル色々と種類があるのよ。 充電の制御ってなかなかややこしそうなんだけど、基本的には新しい方式の方が優れているはず。 というわけで選んだのは、スイッチングバッテリーチャージャー12V(回復微弱充電器)。 6ステップで劣化を回復させつつ効率的に充電してくれるぞ。 駐輪している場所のそばにコンセントがあるなら、付属端子を装着しておくことで、車体からバッテリーを外さずに充電で来て超便利よ。 バッテリー端子をを取り出せるようにしておくとめちゃめちゃ便利なんだけど、駐輪場所に電源がないと使いこなせないのよね。 そんな人のために、デイトナから新たに登場した「ディスプレイバッテリーチャージャー ポータブル電源対応」。 これは、ポータブル電源やモバイルバッテリーとかを電源として使用できるので、駐輪場所のそばにコンセントがなくて、車体からバッテリーを外さずにバッテリー充電ができる、という優れもの。 今回はスイッチングバッテリーチャージャー12Vを使うけど、ディスプレイチャージャーやポータブル電源対応同様の高レベルな回復性能があるので、充電能力に関してはどれでも間違いないはず。 充電はいたって簡単。外したバッテリーに充電器を繋ぐだけ。注意点としては、必ずプラスから繋いでね。で、外す時はマイナスから。 充電完了。電圧を測ってみるよ。 しばらく色々走り回ったけど、乗る間隔が空くと12V以下になっちゃうのよね。 バッテリーが回復したとしても、そもそもCT125のバッテリーはそこまでタフネスではないのかもしれない。もしくは暗電流が発生しててバッテリーに負担掛かってるかもだけど、配線見直しは大変。そもそも自分のハンターは中古だし、走行距離も13000kmくらいいってるので、せっかくだからバッテリー交換してみるよ。