ドウデュース、種付け料は受胎条件の1000万円 昨年末に配合申し込みが満口となる人気【村本浩平コラム】
◇中央競馬コラム「馬産地インサイ道」(村本浩平) 本年度から繋(けい)養される新種牡馬が、昨年末に続々とスタッドイン。各スタリオンの陣容が整いつつある。 12月27日には、北海道新冠町・優駿スタリオンステーションに、2022年のマイルCSを制したセリフォス(牡6歳)が到着した。種付け料は受胎条件の150万円となっている。 28日には21年の全日本2歳優駿を優勝したドライスタウト(牡6歳)が、日高町・ブリーダーズ・スタリオン・ステーションに到着。種付け料は受胎条件の100万円、出生条件の150万円となっている。 昨年末には安平町・社台スタリオンステーションにドウデュース(牡6歳)、シャフリヤール(牡7歳)もスタッド入りを果たした。 ドウデュースの種付け料は受胎条件の1000万円、シャフリヤールは250万円の設定がされたが、ドウデュースは昨年末に配合申し込みが、満口となる人気を集めている。 6日には新ひだか町・日本軽種馬協会静内種馬場にも、神戸新聞杯など重賞で2勝を挙げたステラヴェローチェ(牡7歳)が到着している。種付け料は出生条件の30万円。今年から同種馬場で功労馬となったバゴ(牡24歳)の後継種牡馬としての期待もかかる。 また、日本軽種馬協会静内種馬場では、20年の凱旋門賞などを勝ったソットサス(牡9歳)の導入も発表されている。 種付け料は受胎確認の250万円。全弟のシンエンペラー(牡4歳、栗東・矢作)が日本ダービーで3着、ジャパンCで2着と、血統面における日本での馬場適性を示しているだけに、生産者からの人気を集めそうだ。
中日スポーツ