【からつボート(モーニング)一般】V戦1号艇の宮地元輝「みんなを元気に。それが生きがい」
<2日・からつボート・5日目> 「今年もファイヤーしたい」。予選トップ通過を果たした宮地元輝(38)=佐賀・100期=は、準優もきっちり逃げて快勝。ファイナル1号艇を獲得した。 【ボートレース】2025年度SG、プレミアムGⅠなどの開催日程【表】 前節Vの相棒20号機が頼もしい限り。「出足、回り足、伸びは三重丸に近い二重丸」と太鼓判を押すほどに仕上がっており、新年初Vへ障壁は一切ない。 世間は正月休みとあって、スタンドからは大勢のファンが声援を送っている。「名前入りのタオルがいっぱい見えてうれしいですね」と感激しきり。「タオルを持っているファンはマニアですね。そういう人たちを大事にしないといけない」。ファンの期待に結果で応える心積もりだ。 昨年の獲得賞金はキャリアハイの1億175万円。これを受けて今年の目標は「税金を滞りなく払い切ることです」と新年早々から宮地らしさが全開だ。ただ、「ノルマとしてグランプリを目指すのではなく、1億1500万円は稼ぎたい」と目指すところを定めた。「福岡でチャレンジカップ(11月)があるし、そこで頑張って気がついたら賞金ランキングもいい位置にいられたら」と青写真を描いた。 「夢と希望を持ってボートレースをやっている」。そして、「みんなを元気にできる間は選手として頑張ります。それが生きがいです」。誰よりもファンを愛する熱い男が、今年もボートレース界を熱く盛り上げる。