王貞治氏 長嶋茂雄氏への思い語る「心の中に住み着いている」「追いつこうと…励みになっていた」
プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長(84)が29日、テレビ朝日のニュース番組「有働Times」(日曜後8・56)に出演。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(88)について語る場面があった。 【画像あり】 渡辺恒雄氏死去 平成の時代彩った「ナベツネ語録」 00年大逆転V「長嶋ってのはメークドラマな男だな」 長嶋氏と王氏は「ON砲」として巨人のV9時代をけん引した。今年11月に行われた巨人ファンフェスタの90周年特別セレモニーで「ON」がそろって公の場に登場し、大きな話題を集めた。王氏はセレモニーを振り返り、「長嶋さんが出てきて、ファンの人が一番喜んでくれた」とうなずいた。 さらに、長嶋氏の存在の大きさについて問われると、「心の中に住み着いている」と言及。「僕が入ったのは1年後で年齢も下でしたから。とにかく兄貴分みたいな」と語った。 1958年のルーキーイヤーから大活躍した長嶋氏について「最初に入った時は成績が違うから距離がありましたよね」としたものの、「ホームランを打てるようになってからだんだん近さを感じて、なんとか長嶋さんに追いつこうとそういうのが励みになっていた」と語った。