最強プロジェクター「HORIZON Ultra」はテレビの代わりになるのか?
オフホワイトのデザインは落ち着きがあり、レザー調の手触りとミスティゴールドのエッジ部が高級感を演出。リモコンも同色・同素材のデザインです。ラグジュアリーホテルに置いてあっても違和感のない見た目なので、インテリアにこだわる方にもぴったりですね。大理石のテーブルなんかとも相性が良さそうです。
いざスイッチオン!
実際に投影してみるとスイッチを付けた瞬間に「眩しっ!」となるほどの光量が出現。というのも「HORIZON Ultra」の最大の特徴はLEDと赤色レーザーを組み合わせた「Dual Light」技術にあります。
LEDの色再現性とレーザー光源の高い輝度を“いいとこ取り”したのがこの技術。先述の通り明るさは2300ISOルーメンで、同ブランドのハイエンドポータブルプロジェクター「Halo+」(700ISOルーメン)の3倍以上となります。「Halo+」でも十分な明るさなのにその3倍って……。
見てください、この画質。鮮やかでコントラストもくっきり! 近づいて見てもドット感はなく、色域・階調も豊かです。立体感のある映像で、小さな字幕もストレスなく読むことができます。これなら映画の世界に没入できますね。
また、自動で台形補正やピント調整を行ってくれるのもポイント。投影サイズは最大200インチなので、テーブルにポンと置くだけで“壁面テレビ”が完成します。起動時間が短いので、パッとつけたり消したり、サクッとYouTubeを観たい時にも気軽に使えます。 実際に映画・YouTube動画・スポーツ映像など様々なコンテンツを試してみましたが、リモコン操作や音声入力はスムーズでカクつきやチラつきなどの見づらさを感じることもありませんでした。プロジェクターだからと画質に妥協をしていた人もこれならきっと満足いくはずです。
「でも、プロジェクターって昼間だと白っぽくて見づらいんでしょ?」なんて心配も無用です。日中の室内(遮光カーテンなしで太陽光の射す部屋)でもこの発色、この明るさです。もちろん暗い部屋の方がくっきり映りますが十分な輝度が確保されています。直射日光さえ避ければテレビの代わりになるレベルだと個人的には感じました。今後、テレビを買い替える時は割と有力な選択肢になるかも……?