梅雨の晴れ間の大阪 咲き誇る「ハス」は早朝の楽しみ
大阪・梅雨の晴れ間「ハス」見物で早朝から大にぎわい 撮影・編集・報告:柳曽文隆 THEPAGE大阪
朝からきれいやわぁ~──。大阪市東住吉区の長居公園内にある「長居植物園」でハスが見ごろを迎え、早朝から多くの人でにぎわいをみせている。
ハスは早朝に花を開かせ午後には閉じてしまう
同園によると、ハスは早朝に花を開かせ午後には閉じてしまうため、美しい姿をみてもらおうと通常より2時間早い「ハスの早朝開園」を1日から行っているという。 2日は休日と梅雨の晴れ間ということもあってか午前7時半前には園の入り口で多くの人が列をなし、順番に園内へと入っていく。池に咲く花々を見るなり「うわぁきれい」「よう咲いてるやん」と言った声が飛び交うとともに、携帯電話や一眼レフカメラのシャッター音が響き渡っていた。
大阪は午前8時までに28.9度 熱中症など健康管理に注意
同区から来た70代の女性は「ここは庭みたいなもので毎年見ていますが、今年はまだ手前の方が咲いてないかも。これから見ごろを迎えると思います。暑いので体調気をつけてください」などと話していた。 この早朝開園は9日まで行われ、3日は臨時開園するという。また8、9両日には「ハスまつり」を行い、ハスの茎を使って、ジュースやお酒を飲む「象鼻杯(ぞうびはい)」体験やハスのうちわ作りなどが行われるという。
大阪管区気象台によると、同日午前8時までに大阪市内では最高気温28.9度を観測。日中の最高気温は32度の予想となっており、同気象台では「高温が予想されるため、熱中症など健康管理に注意してください」などと呼びかけている。