【成人の8割が歯周病!?】歯を失って後悔する前にやるべき予防法|美ST
3.これだけはやっておきたい歯周病対策のセルフケア
歯科検診をきちんと受けるとともに日常的なセルフケアも重要です。簡単に行える歯周病対策ご紹介します。 ①正しい歯磨きをする 正しい歯磨きを行うことで、歯周病の原因となる歯垢を除去し、歯石を作りにくくすることができます。毛先を歯と歯茎の境目や歯と歯の間に入れ、細かく振動させて1本ずつ、歯の表側だけでなく、裏側からも磨きましょう。 力任せに擦らず、軽い力で動かすのがポイント。歯ブラシの毛先が広がらない程度の力を目安にしてください。
②デンタルフロスや歯間ブラシを使う デンタルフロスや歯間ブラシは、歯磨きでは届きにくい歯と歯茎の隙間や、歯と歯の隙間にまで届くため、歯垢を落とせます。また歯肉のマッサージ効果も。歯の間を通すだけでなく、歯の側面を片側ずつしっかり磨きましょう。 デンタルフロスは、糸だけのタイプと持ち手が付いたタイプがあります。糸だけのタイプは慣れないと難しいので、初心者には持ち手付きのものがおすすめです。 ③噛む習慣を付ける 食べ物をきちんと噛むことには、唾液の分泌を促進し、食べ物のかすや細菌を洗い流す洗浄作用が。また、唾液には歯周組織の粘膜を保護する働きや、抗菌・殺菌作用で歯周病の原因細菌の活動を抑える働きがあります。
教えてくれたのは… 「あんしん漢方」薬剤師 中田早苗さん デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-youtubeチャンネルでは、お薬最適化薬剤師として「無駄な服薬はお財布と体の敵!」をモットーに薬の最適な選び方を解説する動画を公開中。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。 編集/根橋明日美 写真/PIXTA