高収入のはずが?「地元の同級生の選挙応援」にはまった夫の「浮気を超えた非情」
始発の新幹線で…
夫は土日に地元に行くというので、土曜日の4時から張り込みをスタート。ラブホテルの明細が出て来たということは、相手がいることを意味します。不倫カップルは、1分でも多く相手と一緒にいたいと思う人が多く、始発の新幹線に乗るのではないかと思ったからです。 朝5時に出て来た夫は東京駅に向かい、早朝の新幹線に乗りました。夫は背が高くスマートで、ブランドバッグを持っていましたが、白いポロシャツはヨレっとしており、靴は傷だらけ。どこかチグハグな感じがするファッションをしています。こういう服の着方をしている人は、お金に困っていることが多い。 夫は携帯用タンブラーのコーヒーを飲みながら、うとうとしつつ目的の駅に到着。新幹線の改札口で待っていたのは、20代の女性でした。私たちは、「高校の同級生同士で再会して、恋愛したのかも」と思い込んでいたので、ちょっとびっくり。
手をつないで
夫は女性と手をつないで歩き始め、近くのファーストフードで朝食を食べます。この日、何かのスポーツの大会が行われるようで、店内にユニフォームを着た人がごった返しており、賑やか。会話はほとんど聞こえなかったのですが、夫と女性はアイコンタクトを取ったり、手を握ったりしてすごく楽しそうです。この隙に私たちはカーシェアで車を確保。 20分ほどで食事を終えると、手を繋ぎながら駐車場へ。女性の運転で、あるショッピングモールの駐車場に入ります。そこで接触をしている様子ですが、車も揺れておらず、死角になっているので私たちは必要以上に近づかず、尾行を継続。 10時になると出発し車で15分程度のところにある、市民センターのようなところに入って行きました。そこでは平和を考えるイベントが行われ、夫と女性はそれを手伝っている様子でした。 15時に終わると、女性の自宅らしき1Kの単身向けマンションへ。そのまま1泊しました。これはのちに調べたのですが、女性は県内にある専門学校の職員で、政治や未来について真剣に考えており、夫とともに県議会議員の応援をしていた。そのうちに男女の関係になったそうです。 夫は翌日の日曜日、女性と共に家を出てきます。女性は夫を駅で下ろし、キスをしてから出勤。夫はそのまま新幹線で東京に帰っていました。私たちは、てっきり夫は実家に行くのかと思っていたら、近くにいるのにスルー。浮気相手と会いに地元に来たので後ろ暗いから、親に会いたくないのだろうと夫の気持ちを推察。