「眼球、耳、歯茎も改造…」全身の99.98%をタトゥーで覆われた女性がギネス受賞、あまりの衝撃姿が話題に
頭のてっぺんからつま先まで、タトゥーと身体改造(ボディモディフィケーション)をほどこした女性が、ある快挙をなしとげた。 【画像・動画】すごすぎる!全身の99.98%をタトゥーで覆われた女性 アメリカ・コネティカット州ブリッジポートに暮らすエスペランス・ルミネスカ・フエルジナさんは、すでに「世界でもっともタトゥーを入れている人物(女性)」としてギネス世界記録を保持していた。この記録に加え、このほど「世界でもっと身体改造をほどこした人物(女性)」としても認定され、2つのギネス世界記録の保持者となった。 彼女は取材に対し、「ギネス世界記録ファミリーに加わることができて、光栄であると同時に驚きを感じています」と素直に喜びを語っている。
自身の体と向き合った15年
エスペランスさんは、軍人の家庭で生まれ育った。アメリカ南部を転居しながら幼少期を過ごし、日本にも3年間住んでいたことがあるという。 彼女自身も学業を終えた後、陸軍に入隊。医療サービス官として勤務していたが、本格的にタトゥーや身体改造に取り組み始めたのは軍隊を退役してからだという。 初めてタトゥーを入れたのは21歳のときだが、3個目のタトゥーをいれたとき、タトゥーが「創作意欲を掻き立てる存在」であることに気付いたという。すぐに「もっとタトゥーをいれたい」と夢中になった。 2014年からは身体改造にも着手した。初めて施術をした身体改造はスプリットタン。以降、ボディピアス、眼球、耳、歯茎、鼻中隔、唇、皮下、性器、乳首等を改造。現在彼女の表皮の99.98%がタトゥーで覆われており、また98箇所に身体改造が施されている。
目指すのは「統一感のあるデザイン」
彼女がタトゥーや身体改造で目指すのは、「創造性の追求」であり、具体的には「まとまりのあるデザインが描かれた、芸術作品としての体」だ。 特にお気に入りのタトゥーや改造部分はない。1つ1つのデザインにこだわるというよりも、体全体として1つの流れのように統一感が感じられる作品を作り上げたいと願っている。 タトゥーについては体の0.02%しか彫られていない部分はないものの、修正や上書きも含め、まだまだやるべきことがあると感じている。 彼女は「まだ全体像は見えていません」と語っており、時間のかかる長期プロジェクトであることを覚悟している。 「まだうまく流れていない部分があると感じているので、(今、目の前の)目標は、全体をうまく機能させ、構築し続けることです」