ペドリとデ・ヨングを欠いたバルセロナは今季戦っていけるのか CLナポリ戦も欠場が濃厚
残された最後のタイトルに黄色信号か
バルセロナはラ・リーガ第27節のアスレティック・ビルバオとの試合でスコアレスドローに終わった。その結果、首位レアル・マドリードとの勝ち点差を縮めることは出来なかった。そして、追い打ちをかけるようにペドリとフレンキー・デ・ヨングという中盤のキーマン二人の負傷というショッキングなニュースがバルセロナを追い詰めている。 二人の怪我は決して楽観視出来るものではなく、「奇跡が起こらない限り、現地時間来週12日(火)に行われるチャンピオンズリーグ・ラウンド16のセカンドレグに出場することはないだろう」ということが『SPORT』紙によって報じられた。監督のシャビ・エルナンデスは、試合終了後、2人の選手が数試合欠場することになると断言したが、「どの程度かはこれからわかるだろう」と付け加えた。 デ・ヨングは25分、空中戦で競り合った際、ジャンプから着地する際に右足首を捻挫した。この怪我は、2023年9月から11月にかけて約2カ月間欠場したのと同じ足首であり、数週間の離脱を余儀なくされることが予想される。 加えて、42分にぺドリはディフェンスライン際でパスを出した直後、右太ももの痛みを訴えて芝生に崩れ落ち、目に涙を浮かべながらピッチを後にした。ペドリはバルセロナで8度目の負傷となり、今シーズンすでに2度の故障に見舞われている右太ももを再び痛めたことになる。 今季怪我人が多発している中でこの二人を欠いたまま、CLラウンド16に挑むこととなる。この悪い流れのまま今季は無冠で終わってしまうのか、それとも救世主となる選手が現れるのか注目していきたい。
構成/ザ・ワールド編集部