子どもたちの声から広川町役場が”勉強場所”に 実証事業始まる
九州朝日放送
福岡県広川町で町役場の一部を子どもたちの勉強場所にする実証事業が始まっています。 土曜日に続々と広川町役場に集まってくる子どもたち。 この日、氷室健太郎町長と役場を勉強スペースとして使う際のルールについて話しました。 他にも1人で勉強に集中したい人向けの部屋なども準備されています。 広川町は4月にこどもまんなか推進室を設置し、子どもとの対話を進めてきました。 その中で「自宅でも学校でもない勉強の場がほしい」という声が多かったため、おととし完成した新庁舎の会議室などを勉強スペースとして開放する実証事業を19日から行っています。 広川町在住の高校3年生「仲間が勉強している姿を見ることで、自分の中で闘争心がわいてきて、絶対に負けちゃいけないって心になる」 広川町・氷室健太郎町長「今回の役場開放も子どもたちの声が起点になって始まった。自分たちの声を聞いて町が動いたということを感じてもらって、将来は担い手として育っていってほしい」 開放するのは、平日の午後5時半から10時までと、休日の午前8時半から午後10時までです。
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