iScreamが語る、一人ひとりの「歌姫」がグループとして放つ輝き
最強の5曲とともに踏み出す一歩
ーさっきRUIさんが話してくれたSakaiさんから言われた「1人でも輝けるけれど、3人それぞれが個性を爆発させながら、合わさった時にiScreamになる」っていうのがすべてを表してるなぁと、あらためて思いました。YUNAさんはこのグループでは早くからラップをしてましたけど、ラップは慣れました? YUNA:慣れてきました!最近、ラップの曲ばかり聴いてます。iScreamはキャッチーさを大事にしているからこそオンビートで歌うけど、いつかラップだけの楽曲を作って、ガチガチにレイドバックさせたりしてオフビートで歌ったりもしたいなって思います。今回ラップパートがめちゃくちゃあったので、一曲一曲声色を変えてやれたかなと思っていて。「Sorry Not Sorry」はイケメン風で、「Jellly Fish」はめちゃくちゃ音が低かったんですよ。「Runnin’」は喋ってる口調で挑戦しました。 ―ラップスキルも上がって、そういう意味でもSakaiさんと一緒に仕事ができて良かったですよね。 YUNA:めちゃくちゃ楽しかったです。いつもラップしてても自分の中だけで完成させてしまうんですけど、今回はSakaiさんがもっとこうしてって言ってくれたおかげで、より生き生きとラップできたと思いますし、Sakaiさんが普段一緒に作ってらっしゃる方もヒップホップの方が多いので、すごく勉強になりました。 RUI:ラップしてる時のYUNAって本当にイキイキしてるなって隣でパフォーマンスしていても、レコーディングを見ていても感じます。ラップをいろんな曲でカマしてくれるごとに、イェーイってなりながら。でもバラードとかになると、歌でダイナミックさを出してくれるので頼もしいです。 ―HINATAさんは今回の新しいiScreamの5曲をやってみて、自分の役割をどういう風に捉えていますか? HINATA:私の役割は基本的には、色付けと最後のスパイスです。私、ラップをする時も歌う時も、あんまり意識しすぎずに「どうも、HINATAです」っていう感じを大事にしている感じです。曲を聴いてもらった時に、HINATAのパートがなんかクセになるなと思ってくれたら勝ちかなと思ってるので、ポイントは押さえつつ、自分の特徴が出るように考えてますね。 ―この新しいEPの5曲を携えて11月28日の宮城からツアーが始まりますね。5カ所を回るのは初だと思いますが、どうですか? YUNA:楽しみです! 早く「Runnin’」でライブをしたいですし、新しいiScreamを掲げて初めてのライブなので、どういう風にライブを作っていこうとか、何をファンの人たちに届けたいんだろうとか、最近ずっと考えていて。私たちもこの5曲が揃ったことで、よりiScreamらしさが出てきたと思いますし、これまでの形にとらわれずにRUI、YUNA、HINATAのそれぞれが見えるライブになるんじゃないかなって思ってます。 RUI:まず、この最強の5曲が、私たちのもとにあることがすごく心強くて。ツアーができるワクワクとともに、この楽曲たちがすごくかっこよくて、自信を持って届けられるからこそ、楽曲を越えるようなライブができることを証明しないといけないという、ちょっとした責任みたいなものも個人的には感じています。でもここまでやれたからには、あとはライブで証明するだけですし、ステージで私たちの強みを存分に出せればいいなと思います。 HINATA:今回、地元の仙台が追加されて、ライブとしては初めて仙台に行くんです。初日なのですごく緊張するんですけど、待ってくださってたファンの方、友達も家族もたくさんいるので、仙台でできることがすごく嬉しいなって思ってます。20歳になって、キュートでキラキラというライブよりは、よりアーティスト性が強くなった大人なライブができるのかなって思っているので、ガラッと雰囲気を変えていきたいです。 ―これまでの歩みを見てきたファンだったら、その成長をより楽しめますね。 HINATA:そうですね。いつもはピンクとか紫をテーマカラーにすることが多くて、グッズもそういう色味が多かったんですけど、今回はコンセプトである赤や黒を基調にしたグッズを作って。ステージからの見え方も全然違うと思うので、そういうところも楽しみです! New EP『TWENTY』 iScream 発売中 [収録曲] Sorry Not Sorry Jellly Fish Kira Kira ハルジオン Runnin’
Takuro Ueno