まさに崖っぷち…正念場を迎えたドラ1投手6人
馬場皐輔
投打:右投右打 身長/体重:180cm/97kg 生年月日:1995年5月18日 経歴:仙台育英高 - 仙台大 ドラフト:2017年ドラフト1位 現役ドラフトで阪神タイガースから読売ジャイアンツへ移籍となった馬場皐輔。新天地ではさらなる躍動が期待されている。 仙台育英高校から仙台大学に進んだ馬場。最速155キロの速球と多彩な変化球を織り交ぜ、大学最終年のリーグ戦優勝に大きな貢献を見せると、ドラフト1位で阪神へ入団。 入団後数年間はファームでの生活が続いたが、プロ3年目の2020年にリリーフで一軍へ定着。同年は32試合に登板し、防御率2.08を記録した。 翌2021年も年間を通じてブルペン陣の一角として活躍。キャリアハイとなる44試合に登板し、3勝10ホールド、防御率3.80の成績を残した。 2023年は19試合登板で防御率2.45の数字となったが、現役ドラフトで巨人への移籍が決定。ドラ1戦士の放出は大きな話題を呼んだ。
黒原拓未
投打:左投左打 身長/体重:173cm/73kg 生年月日:1999年11月29日 経歴:智弁和歌山高 - 関西学院大 ドラフト:2021年ドラフト1位 ファームでは申し分ない成績を残した黒原拓未。2024年こそ一軍のマウンドで躍動したいところだ。 智弁和歌山高校では3年夏に甲子園のマウンドに上がると、卒業後は関西学院大学に進学。4年春に最優秀選手を含むタイトル3冠を獲得し、ドラフト1位で広島東洋カープに入団した。 2022年は開幕一軍を掴むと、プロ初登板で無失点デビューを飾ったが、その後はプロの壁に苦しみ、12試合登板で防御率6.52という結果に終わった。 飛躍が期待された2023年は、一軍で3試合に先発するも勝ち星を挙げられず。最終的に5試合の登板にとどまり、防御率10.66と低迷した。 一方で、二軍では主に先発として6勝1敗、防御率2.58の好成績を残している。一軍マウンドでも同様のパフォーマンスが発揮できれば、広島投手陣の大きな戦力となるだろう。
ベースボールチャンネル編集部