米メディアは筒香のメジャー挑戦を「パワーと選球眼は本物」と評価。獲得予想球団として5球団をリストアップ!
では、筒香の獲得に乗り出すチームはどこなのだろうか? CBSは、「筒香とつながりがあるメジャーチームの報道や噂は特にまだない。メジャーの各チームは、日本でスカウト活動をしており、彼の存在は知られている」とした上で「筒香の市場は、最盛期を迎えた強打者を勝利のために打線に加えたい有力チームだけでなく筒香を再建に十分貢献できる若い選手とみなして獲得を熱望するチームが含まれるだろう。マリナーズは、ほぼ再建期にあり、昨年、菊池雄星と契約した。その1年前には、優勝を狙うチームだったエンゼルスに大谷翔平が加わった」と展望した。 そして、記者独自の視点で、獲得に動く可能性があるチームとして5チームをリストアップした。シカゴ・ホワイトソックス、クリーブランド・インディアンス、コロラド・ロッキーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、シアトル・マリナーズの5チームで、それぞれのチーム事情を説明した。 「ホワイトソックスは今シーズンに右翼手合わせて6本塁打でOPS(出塁率と長打率を足した打撃指標)が.565だったのをご存じだろうか。(筒香が左翼に来るなら)エロイ・ヒメネスは先発ラインアップで再び強打を振るうために喜んで右翼に移るだろう」 「インディアンスは、外野手に左の強打者を必ず使うだろう。だが、トレバー・バウアーが去ったにしても今オフは予算が厳しいかもしれない」 「もしロッキーズがイアン・デズモンドを放出したければ、筒香を左翼に入れ、デービッド・ダールを中堅に完全に移すことができるかもしれない」 「ジャイアンツの外野は総じて迫力に欠け、パワー不足となっている。オラクル・パークでの筒香の守備は、そう不利にはならない」 「マリナーズは日本選手との豊富な歴史があり(イチロー、岩隈久志、城島健司ら)、筒香のために外野の枠を容易に作り出すことができるかもしれない」 米メディアも“大物”筒香のメジャー移籍表明に興味津々。今後も、その移籍先を巡っての報道が激しくなりそうだ。