サザンカとナンテン見頃 足利家歴代の菩提寺 等持院
臨済宗の禅寺で足利尊氏が創建したと伝わる京都市北区の等持院で、サザンカとナンテンが見ごろを迎えています。等持院は将軍・足利尊氏が1341年に創建したと伝わる禅寺で、足利将軍家歴代の菩提寺にもなっています。等持院の庭園では四季折々の花が参拝者の目を楽しませていて、12月上旬からサザンカが咲き始めました。サザンカは、濃さの違う紅色や白い花など色とりどりで、等持院のサザンカは花が長く楽しめるということです。また庭園では「難を転じる」として縁起の良い木としても親しまれるナンテンの小さな赤い実が、寒さが厳しくなるに連れ、赤の色の鮮やかさを増します。等持院は年末年始も休みなく公開されていて、織田信長の弟で茶人として知られる有楽斎が好んだとされる樹齢400年を超える有楽椿も2025年2月には見ごろを迎えるということです。