電撃移籍もあり得る!? ヤクルトのトレード注目選手(1)1軍から遠ざかる“ローテ格”
2年ぶりの王座奪還を目指す2024年の東京ヤクルトスワローズ。しかし、現状は最下位に沈んでおり、浮上のきっかけが欲しいところだ。7月31日までがトレード可能期間となるが、後半戦に向けて補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、ヤクルトのトレード候補となり得る選手を紹介する。(※今季成績は7月13日時点)
原樹理
投打:右投右打 身長/体重:180cm/79kg 生年月日:1993年7月19日 経歴:東洋大姫路高 - 東洋大 ドラフト:2015年ドラフト1位 長らく先発陣を支えてきた原樹理だが、昨季はまさかの一軍登板なしに終わった。今季も現時点で一軍登板がなく、正念場のシーズンを迎えている。 2015年ドラフト1位指名で東京ヤクルトスワローズの一員となった原。ルーキーイヤーから一軍のマウンドを経験すると、プロ3年目の2018年には30試合に登板。6勝7敗1ホールド、防御率3.09と飛躍の一年となった。 その後は故障に苦しむ時期もあったが、2021年はシーズン後半から先発ローテーションに定着。9試合の登板で3勝1敗、防御率2.30と優秀な数字を収めた。 翌2022年は打線の援護に恵まれ8勝を挙げたが、防御率4.85と低調な数字に。昨季は開幕から出遅れると、二軍でも2勝6敗、防御率5.16に終わり、一軍登板がないままシーズンが終了した。 今季も開幕一軍入りを逃し、ファームでは5月中旬からリリーフ起用に。是が非でも一軍でのチャンスを勝ち取りたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部