千葉県内に21ある商工会議所で作る千葉県商工会議所連合会は10月25日、熊谷知事に対し、価格転嫁対策の強化や、人材の確保・育成の促進など、中小事業者への支援策を推進するよう求める要望書を提出しました。 　各商工会議所の会頭らが一堂に会する「県商工会議所会頭・副会頭会議」が25日、千葉市内で開催され、県の幹部も出席しました。 　挨拶に立った県商工会議所連合会の佐久間英利会長は「物価高騰に加え、価格転嫁も進まず、慢性的な人手不足で、県内の中小企業や小規模事業者は依然として厳しい状況」と述べました。 　そのうえで、立場の弱い中小事業者が増大するコストを価格に転嫁できるよう対策の強化や、経済の活性化に不可欠なスタートアップ企業の支援の充実など、13項目を盛り込んだ　要望書を熊谷知事に手渡しました。 　これに対し熊谷知事は「来年度の予算編成が本格化するので私自身一つひとつ見てしっかり考えていきたい」と応じました。