レインウエアを着たままクラブハウスに入るゴルファーが多数!? 注意したい雨具のマナーや避けたい失敗例とは?
雨具は脱いでクラブハウスに入るのがマナー
気象庁は6月21日に関東甲信、東海、近畿地方が梅雨入りしたと見られると発表しました。例年より2週間以上遅い梅雨入りで期間も短いという予想もされていますが、これから数週間は雨のなかゴルフをする確率が高くなります。 【画像全27枚】上下セットで4900円! これで雨の日ゴルフも怖くない!? ワークマンレインウエア詳細画像
雨の日のゴルフはレインウエアや傘など普段は使わない雨具を使用するので、うっかりマナー違反をしてしまうゴルファーも多いようです。ルールやマナーの啓蒙活動を積極的に行っている一般社団法人静岡県ゴルフ場協会事務局長の吉田真之氏は以下のように話します。 「レインウエアを着用するタイミングには気をつけたほうがいいでしょう。夏の期間はジャケットの着用を免除するゴルフ場がほとんどですが、レインウエアを着用して来場するのはマナー違反です。基本的には、ロッカールームでゴルフウエアに着替える際にレインウエアを着用して、コースに出るのが良いでしょう」 レインウエアは衣類の上から着用するもので、耐水性はもちろんゴルフのプレーでの動きやすさに特化しています。さらに吉田氏は、デザイン等でいわゆる雨合羽とは異なる印象があるため、レインウエアを着たままクラブハウスに戻ってくるゴルファーもたまにいると話します。 「プレーを終えたあと、濡れたままクラブハウスに戻ってくるゴルファーが一定数います。そのままレストランを利用したり、ロッカールームを使用されたりすると、他のゴルファーに迷惑がかかってしまいます。たとえ小雨であったとしても、クラブハウス内に水滴を持ち込んでしまう可能性があるので、かならずマスター室あたりで脱いでから来場するようにお願いします。基本的にゴルフ場には乾燥室があるので、レインウエアやレインハットは昼休憩時に乾かしておき、レストランで食事を終えたあとに取りに行くと良いでしょう」 乾燥室はクラブハウスに造りつけのものや扉が透明なクローゼットのような体裁のものがあり、濡れた雨具をハンガーにかけておくと短時間で乾燥させることが可能です。ゴルフシューズはニオイ等の関係で収納できないことが多いですが、濡れたグローブやキャップ等には使用可能なので、後半のスタートから快適にプレーすることができます。