医療器材、洗剤なしで一部洗う 那覇市立病院「感染症リスク低い」 希望者には検査検討 沖縄
那覇市立病院は3日、8月26~29日の間に診察や手術に使用した医療器材の一部に洗浄不良が生じたと発表した。施設内にある3台の洗浄機のうち1台に、洗剤が注入されていなかったことが原因。洗浄後には滅菌する工程もあるため、感染症などが広がるリスクは低いという。 新型コロナワクチン定期接種始まる
洗浄不良が生じたのは粘膜に触れる医療器材で、メスなど手に持って使用するものという。10月8日に同病院で記者会見を開き、器材の種類や使用された患者数などの詳細を報告する。 10~17日の間には患者を対象とした説明会を計5回開く予定。希望者には検査などを行うことも検討している。今後、問いあわせに対応するため専用電話を設置するという。 (嘉陽拓也)
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