ちゃんみな「その花はどんなかたちでも絶対に咲く」全候補者の“才能”を称賛。3次審査の結果が明らかに【『No No Girls』レポート#4】
Aチーム結果発表「信頼も込めて、今回はごめんなさい」
結果発表は、ちゃんみなの評価コメント後に言い渡される。 まずは倖田來未「キューティーハニー」をパフォーマンスしたAチームから。 初めはKAEDE。まず、ちゃんみなは「突き抜けた部分はあんまりなかったかな」とズバリ。しかし、「ハニーフラッシュ」と叫ぶ彼女の目を見てまだまだいけると確信したという。KAEDEは3次審査通過となった。 次はYUJU。「怖すぎるぐらいのスピードで成長していた」とちゃんみなは評価する。しかし、1次審査から現在に至るまで表現が同じであることが気になっていた。YUJUのアーティスト像が良くも悪くも見えるものとなり、それは彼女自身にとってはいいことではあるはずだが、一方でこのオーディションにとっては残念なことでもあったという。YUJUは3次審査を通過することができなかった。 次はHIBIKI。風邪を引いてしまい本領発揮できずにステージ上で泣いてしまった彼女は、りょんりょん(佐藤涼子)先生から「その甘えがまずい」と指摘されていた。 そんな彼女に対して、「(風邪を引いてしまい)マイナスになった部分がたくさんあったと思うけど、そんななかでもできるということは、たくさん練習したということ」とちゃんみなはコメント。課題は前向きになることとした上で、HIBIKIを3次審査通過とした。 続いてはYURI。「書類の時点でカリスマ性を感じていた」というほどに、ちゃんみなは彼女に特別なものを感じていた。しかし、いくら審査が進んでもYURIは「うまくもなければ下手でもない」というラインを越えてこない。ちゃんみなは、パフォーマンスが一定であり続けていたことに懸念を感じていた。ただ、3次審査の発表でそれは覆された。 ステージ上のYURIから「私を魅せる」という意志を感じた、というちゃんみな。“どれほど自分自身と向き合ってきたか”その時間を感じさせるほどだったという。まだまだ割らなければいけない部分はあるが卵が割れたことは大きいとし、YURIを3次審査通過とした。 「自分は、強そうとか、ひとりで生きていける、みたいなことをこれまで言われてきたけど……自分では弱いと思っていて……」と涙ながらに語るYURI。2次審査では歌には自信があると断言するなど強気なイメージのある彼女だったが、実はずっと気を張っていたのかもしれない。新たな一面が見えた瞬間だった。 最後に呼ばれたKAIは、3次審査を通過することができなかった。疑問があってもなかなか聞けずに飲み込んでしまうところがあり、それが足を引っ張っていたのではないか、とちゃんみなは指摘する。その上で彼女にこう告げた。 「この子のことずっと踊らせてあげたいな、ずっと歌わせてあげたいなって思えるような人だった。絶対にどこかで咲くんだろうなこの子はって思いました。そういう信頼も込めて、今回はごめんなさい」