57歳三浦知良、鈴鹿に合流、早速ヘディングで「認定ゴール」 新監督が明言「ゴールに一番近いポジションでカズさんを使いたい」
日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿クラブに期限付き移籍で加入した元日本代表FW三浦知良(57)が2日、チームに合流した。初練習ではパス回しやミニゲームで1時間ほど汗を流した。最速で次戦の出場は14日のヴェルスパ大分戦(三交鈴鹿)からとなるが、「自分自身も次のゴール、次の勝利を目指して全力を尽くしていきたいし、その姿を表現していきたい」と意気込んだ。 ◆55歳・キングカズ三浦知良が先発入りで会場入り【動画】 ミニゲームでは左クロスからのヘディングシュートも披露。GKにかき出されたかに見えたが、後にスタッフがゴールと認定。幸先のいいスタートを切った。「相手チームは認めてなかったけど」と笑顔を浮かべ、報道陣に「ゴールって言っておいてください」とおどけるなど、順調さを感じさせる復帰初日だった。 同じくこの日から指揮を取った朴康造監督(44)はカズについて「展開にもよるが、優先順位としてゴールに一番近いポジションでカズさんを使いたいと思っている」と14日に起用する方針を明言。「リスペクトするカズさんと一緒にできるのはすごくうれしい。ただ一番は監督と選手で、お互いの守るべき線を守っている。それが終わった瞬間に先輩後輩という関係性でいたい」と語った。
中日スポーツ