耳の傷覆ったままトランプ氏登場 演説会場、聴衆総立ち
【ミルウォーキー共同】トランプ前米大統領は18日、暗殺未遂事件後初めてとなる演説に臨むため、右耳の傷を覆うガーゼを付けたままウィスコンシン州ミルウォーキーの共和党大会に登場した。聴衆は総立ちになって拍手と歓声で迎えた。 共和党によると各州の代議員や党員ら推定約5万人が参加。2020年はコロナ流行で中継などを交えて実施されており、全て対面での開催は8年ぶりとなった。 15日からの大会期間中、会場周辺の数区画はフェンスで完全に封鎖され、金属探知機で身体検査を受けた関係者以外の立ち入りは禁止。カリフォルニア州の代議員ジョン・キンタニヤさんは「安全面は全く心配していない」と語った。