アポロ、インテル合弁取得のような取引増加を予想-資本需要高まりで
(ブルームバーグ): 米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントのスコット・クラインマン共同社長は、今週米インテルと結んだ合弁事業の持ち分取得と似たような取引が今後も増えるとの見通しを語った。
クラインマン氏は5日、「スーパーリターン・インターナショナル」が行われているベルリンでブルームバーグテレビジョンのインタビューに対し、「こうした取引は一段と増えるだろう」と述べ、例えばハイテク企業が人工知能(AI)などの分野で能力を高める必要性は「この種の資本に対するニーズが飽くことがない」ことを意味すると続けた。
インテルは、アイルランドにある新工場を所有する合弁事業体の持ち分を110億ドル(約1兆7200億円)でアポロに売却することで合意した。今回の合意に基づき、アポロはインテルの新工場、Fab 34を運営する合弁事業体の持ち分49%を取得する。
こうした取引はテクノロジー企業だけではないと、クラインマン氏は指摘。デジタル化や脱グローバル化、エネルギー転換はあらゆる業界の企業が大規模な資本ニーズに直面することを意味し、その供給においてプライベートクレジットが重要な役割を果たすことになるとも述べた。
原題:Apollo’s Kleinman Expects More Deals Like Intel Plant Pact (1)
(抜粋)
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Jan-Henrik Foerster, Dani Burger