萩生田氏が政倫審で初証言 安倍派の裏金づくりは20年以上前から 議員が呈した疑問に派閥側「法的に問題ない処理」【news23】
関芳弘 衆院議員(安倍派836万円不記載) 「法的に問題がないのか、またもしあるのでしたらその運用は改めるべきではないでしょうかという相談をしたこともございました。そして、安倍会長からも『賛同します』と。また『他の人からも聞いてますよ』というふうな、そのようなお話をいただいた」 安倍派「5人衆」の中で唯一、これまで政倫審での説明をしてこなかった萩生田元政調会長。18日、新たに証言したのは… 萩生田光一 元政調会長(安倍派2728万円不記載) 「平成15年(2003年)の初当選時、当時の事務総長からノルマを超過して販売した分は、政治活動費として返すとの説明を受けた記憶がございます。私の初当選のときの会長は森元総理でございます」 当時の派閥トップは森元総理。2004年には事務所の担当者が、派閥側から「キックバックは収支報告書に記載しないとの取り決めがある」と説明を受けたそうです。 裏金づくりは、少なくとも20年以上前から行われていたことになります。使い道も明らかにしました。 萩生田光一 元政調会長(安倍派2728万円不記載) 「第一に国会議員・外国要人、マスコミ関係者や有識者等との会合費です。第二に、大臣や党役員として、海外出張時における政務活動費です。海外要人訪問時の贈答品の費用、議員外交に関する経費、随行スタッフの経費、この3種類であります」
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