１枠１番トゥードジボンの粘り込みに要注意

［ＧⅡマイラーズカップ＝２０２４年４月２１日（日曜）４歳上、京都競馬場・芝外１６００メートル］ 　年初の京都金杯こそ３着に敗れたものの、京都マイルは３戦２勝と好相性のトゥードジボン（牡５・四位）は２０日朝、角馬場で息を整えてからウッド１周のキャンター調整。 「最高の枠を引けましたからね。月１走のローテーションですけど、馬はメチャクチャいいですよ」と担当の井本助手は開幕週で絶好の１枠１番を引いたことに思わず笑みが漏れた。 　前走の六甲Ｓは１番人気に支持されたが道悪で１１着に惨敗。日曜の雨予報は気がかりな材料だが「グリップが利いたほうがいいタイプなので良に越したことはないですけど、開幕週ですし、掘れるような馬場じゃなければ問題ないと思います」と同助手は前走のようなコンディションでなければ不安はないとキッパリだ。 　井本助手は「調教に乗った感じだと控えても競馬ができそうなので前走は４番手から運んだけど、周りに馬がいるとよくないみたいですね。連勝したときのように現状はハナへ行くほうがいいみたい。大外枠のエエヤンの出方は気になりますけど、京都金杯のときのように離れた２、３番手ならスムーズに運べると思う。絶好枠を引いたので自分の競馬ができれば」と本来の積極的な立ち回りができればチャンスはあるとみていた。