「1カ月半も放置」マンションに置き去りで餓死寸前、倒れていた猫を保護 飼い主は黙って引っ越し行方不明…飼育放棄か
保護団体「ペットを置き去りにする行為は、故意に餓死させる気だったことは明らか」
また、猫が置き去りになった部屋には飼い主が飲食したと思われる酒の空き缶や食べ残しなどは落ちていたものの猫用のフードやグッズなどは一切なく、「飼い主が住んでいた時から飼育放棄をしていたことは明らか」と本田さんは訴えます。 「飼い主がいないと生きていけないこと、それ以前に水分やご飯がないと死ぬことは飼い主は当然、分かっているはず。それで置き去りにする行為は故意に餓死させる気だったことは明らか。熱中症になることも当然分かることで、死んでも構わないと思っていたのでしょう。この子に愛情のかけらもない非人道的な行為です。それが平気でできる飼い主だからこそ一緒にいる時から世話もせず飼育放棄をしていたのだと思われます。 このようなことがあるたび、私たちは保護するだけではダメだと感じます。飼い主の尻拭いだけにならず必ず警察に通報して事件として扱ってもらえるよう働きかけ、また警察も動物の案件だと軽く見ず先の事件の抑止と思い動いてほしいです。なので、私たちも管理会社に部屋を現状維持してもらうほか、飼い主の本籍など情報を警察に提供していただいて虐待事件として立件できるよう動いています」 (まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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