波乱の英国やスペイン王室も。各国欧州ロイヤルのクリスマス&新年メッセージを総まとめ
米誌『ピープル』はその写真が、ダイアナ妃が大きく手を広げてウィリアム王子を抱擁する瞬間をとらえた1991年の写真とそっくりだと分析している。
フェリペ6世国王一家(スペイン)
6月の王室衛兵の交代式のときに撮影された家族のポートレートを使用したスペイン王室の今年のクリスマスカード。フェリペ国王はネイビーのスーツにネクタイ、レティシア妃はブルーのサテンのワンピース、レオノール王女は赤のパンツスーツ、ソフィア王女は模様入りのパネル付きジャンプスーツ姿でカメラに向かって笑顔を向けた。
「メリークリスマス。そして私たち全員が、より大きな自信をもって新年を迎えることができますように」というメッセージには、4人の王族全員のサイン付き。
また、10月にスペイン・バレンシアで発生した記録的な豪雨での犠牲者への追悼をこめて、バレンシア出身の詩人、フランシスコ・ブリネスの詩が添えられた。この洪水では80万人以上が被災、230人が亡くなっている。
アルベール2世大公一家(モナコ)
クリスマスツリーやキャンドル&もみの枝で飾られた暖炉を前に、それぞれ居心地の良さそうな冬の日常着姿でクリスマスカードの写真に収まったモナコ公室の一家。シャンパンベージュ&ブラウンの上品で温かみのある色彩でホリデーシーズンを彩った。美しい双子のジャック公世子とガブリエラ公女は10歳に。
フィリップ国王一家(ベルギー)
「メリークリスマス、そして新年おめでとうございます」のメッセージをのせて新しい家族のポートレートを公開したベルギー王室。
4人のロイヤルキッズたちはすっかり立派に。 今年、長女エリザベート王女は公共政策の修士号取得を目指し米ハーバード大学院に進学。長男ガブリエル王子は王立陸軍学校で社会科学と軍事科学を専攻。エマニュエル王子やエレオノール王女もそれぞれの興味分野で学問を追求しているそう。
ハーラル5世国王夫妻&ホーコン王太子一家(ノルウェー)
ノルウェー王室の今年のクリスマスカードでは例年通りハーラル5世国王夫妻とホーコン王太子一家のポートレートが使用されたが、長男スヴェレ・マグヌス王子の不在が話題に。 宮殿広報によると、王子は現在ノルウェーの地方都市、トロンハイムに住んでいるため、撮影のときにいなかっただけだとか。王室一家は今年も王家が所有する別荘でプライベートにクリスマスを祝う予定だ。
ここではロイヤルファンの溜飲を下げるために、今月19歳になったスヴェレ・マグヌス王子の近影も載せておこう。精悍なイケメンプリンスに成長!