クリスチャン首相・石破茂は日本をどこへ導くか、プロテスタントのカルヴァン派が持つ強い信念
佐藤氏は10月2日の講演で「石破さんとトランプは(パソコンの)OS(基本ソフト)が一緒」といい、トランプ氏が11月の大統領選で再当選すれば「意外と波長が合うと思う。同じような考えをしているから」と予想している。 石破氏は自民党総裁選に勝利後、それまでの慎重姿勢から一転し、衆議院のスピード解散を決断したことで、野党から「ルール違反だ」「ブレている」と批判を浴びた。 しかし衆院選挙後、自公政権が続くとなれば、自らの強い信念に基づき、持論の日米地位協定改定でもアジア版NATO構想でも本格的に推し進めようとするのではないか。
なぜなら、きっとそれが政治に感動を起こすとともに、自らに与えられた使命であり、神様のお役に立てることだと信じているだろうから。
高橋 浩祐 :米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員