「プレミア12」制覇の台湾チーム、F16戦闘機が出迎え
【AFP=時事】野球の国際大会「プレミア12」で優勝した台湾代表チームが25日に台湾に戻り、政府が手配したF16戦闘機4機の出迎えを受けた。 【写真】プレミア12優勝に歓喜の台湾チーム 東京ドームで行われた24日の決勝で、台湾は日本を4-0で下して優勝。野球人気が高い国内は歓喜に沸いた。 台湾の頼清徳総統も、「スレッズ」に試合を観戦する自身の動画を投稿したり、勝利後に選手たちとビデオ通話を行ったりして祝賀の輪に加わり、フェイスブックで選手たちを「英雄」とたたえた。 米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースでプレーする日本の大谷翔平も、インスタグラムで台湾チームを祝福する投稿をシェアした。 台湾代表チームには、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)から賞金150万ドル(約2億3000万円)が与えられる。選手たちは台湾政府から700万台湾ドル(約3300万円)も受け取る。 地元メディアによれば、選手たちは中華民国野球協会(CTBA)の辜仲諒理事長から授与される7000万台湾ドル(約3億3000万円)を分け合う予定で、地元自治体も個別の選手に報奨金を出すとされている。 選手たちは空港に到着すると、ファンや蕭美琴副総統ら政府関係者に迎えられた。 チームの主将を務める陳傑憲は、「(ファンの)皆さんは本当に情熱的だ。僕たちを誇りに思ってくれてありがとう。皆さんも僕たちの誇りだ」と感謝した。 チームは26日に台北でパレードを行い、その後、総統府で頼総統と面会する予定となっている。【翻訳編集】 AFPBB News