長野出身ですが「東京の水」に体が慣れずペットボトルの水しか飲めません。年間でペットボトルの水にいくら使っているのでしょうか?
水道水の飲用に抵抗があるという人もいるでしょう。また、水道水をそのまま飲んでも健康面に問題がないか気になる人もいるかもしれません。本記事では、飲料水としてペットボトルの水を購入する場合に年間でいくらかかるか算出するとともに、東京の水道水の安全性や、水道水を飲みやすくするためのコツなどを紹介します。 ▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説
1日2リットルの水を飲む場合にかかる費用
1日に2リットルの水を飲む場合には、年間で730リットルの飲料水が必要です。2リットルペットボトル×6本売りの商品価格が505円とすると、1本あたりの価格は約84円です。 約84円/2リットル×365日=3万660円 ペットボトルの水を飲む場合には、年間で3万660円かかります。
東京の水道水は飲んでも大丈夫?
東京都は日本最大の都市であり、水道水の安全性に対する関心度も高い地域であるため、東京都の水道水をそのまま飲んでも問題ないようです。 東京都水道局によると、東京都の水道水は国が定める水質基準を大きく上回って検査しているようです。そのため、安全面での心配はなく、日常的に飲んでも問題はないとされています。 しかし、東京の水はおいしくないと感じる人もいるでしょう。東京の水がおいしくないというイメージは、過去の出来事が原因と考えられます。1980年代~1990年代にかけて、東京の水質が悪化した時期がありました。近代化の影響から生活排水が急増し、浄水が追いつかず河川の汚れが進行したこともあり、東京の水道水はまずいといわれるようになったのです。 しかし、現代では水道水の水質向上に力を入れています。「高度浄水処理」という新しい技術の導入により、東京の水道水はクリーンでおいしいものになったようです。 新たな技術により、微生物や有害物質をより細かく除去できるようになったため、飲料水の品質も向上しています。東京の水道水の味が苦手という方もいるかもしれませんが、実際には安全性が高く、質のいい水が供給されています。