【ソフトバンク】決勝打の近藤健介 小学生の「チーム内で恋人にするのは誰?」の赤面質問に…
ソフトバンクは11日のオリックス戦(宮崎)に4―1で逆転勝ち。近藤健介外野手(30)が1―1の同点の6回に決勝二塁打を放つなど3打数2安打1打点の活躍で、チームを5連勝に導いた。 柳田、山川の連打で無死一、三塁の好機で迎えた6回の第3打席。「状況的には楽な場面。最低でも外野フライ」とリラックスしてバットを振りぬき、剛腕エスピノーザの140キロカットボールを右翼線へ鮮やかに運んだ。 先発したスチュワート・ジュニア(24)が6回1失点と好投していただけに「粘り強く投げてくれていた。逆転できてジュニアに勝ちがついて良かった」と右腕の今季初勝利に胸をなで下ろした。 試合後のお立ち台では「キッズ・ヒーローインタビュー」を受け、小学生の女子から「チーム内で恋人にするのは誰ですか?」と質問されて絶句。顔を真っ赤にして、しばらく考えた後に「柳田選手…かなと思います」と恥ずかしそうに答え、スタジアムは大爆笑となった。 投打がかみ合い、今季2度目の5連勝を飾ったチームの貯金は今季最多の14。2位の日本ハムに5差もつける独走状態だ。キャンプ地の宮崎では2008年以来、16年ぶりの白星で近藤は「2月にここでお世話になっていい状態でシーズンに入って、その状態のままいい勝利が届けられた」と宮崎のファンに感謝。「先発投手に勝ちがつくのはチーム状態がいい表れ。先発投手に勝ちがつくようにしたい」と、さらなる援護を誓った。
東スポWEB