生成動画の長さはOpenAI「Sora」超え。ショート動画の快手、生成AI「Kling」発表
米OpenAIの動画生成AIモデル「Sora」に中国から続々と挑戦者が現れている。ショート動画アプリ大手の快手科技(Kuaishou Technology)は6月21日、自社開発した動画生成AIモデル「可霊(Kling)」の機能を公開した。 Klingは入力したプロンプト(言葉)に応じ、任意の静止画像を5秒の動画に変換する。生成された動画をワンクリックで最長4.5秒延長することもできる。さらに、新たなプロンプトを与えればさまざまな動きが追加され、最長3分の動画を生成することが可能になる。
Klingが発表されたのは6月6日。当時の説明では、生成可能な動画は最長2分で、すでにSoraを超えていた。生成精度もSoraに匹敵するため、ネット上で大きな注目を集めている。6月23日時点で、累計14万人が申請している。 (36Kr Japan編集部)