子どもが第一志望の大学に落ちました… 「仮面浪人」する場合、どのくらいの費用がかかるでしょうか?
じゅけラボ予備校「浪人生の塾・予備校費用に関するアンケート」より筆者作成 図表2から分かるように、回答は30万円未満~200万円まで幅広く、選択した予備校によって必要な費用が大きく異なることが予想できます。例えば医学部のように志望学部の専門性が高く、専門の予備校に通う場合は、300~600万円ほどの費用がかかることもあるようです。 ■予備校・塾はコスパが悪いと感じる浪人生・保護者も多い 同アンケートでは、「非常に満足」「満足」と回答した人が保護者・学生ともに6割を超えている一方で「不満」「非常に不満」と答えた人も1割前後います。高額な費用に見合うサービスやサポートではないと感じている浪人生が一定数いることが分かる結果です。 仮面浪人は在学費用もかかるため、高額な費用がかかる予備校や塾をあえて選ばず、比較的安価なオンライン講座や通信教育などを活用して、自宅浪人を選択するのもひとつの方法です。
仮面浪人は費用がかかるので受験勉強で工夫をしよう
仮面浪人を選択すると、大学の入学費用と、浪人した年数分の在学費用がかかります。入学する大学にもよりますが、場合によっては年間200~500万円以上の費用がかかることもあることを覚悟しましょう。 また、受験対策のための予備校や塾に通う費用も発生します。こちらも費用はピンキリですが、1年間の相場は70~150万円程度です。在学費用との両立が厳しい場合は、通信教育など、費用をかけずに自宅で受験勉強をする選択肢も検討しましょう。 出典 日本政策金融公庫 令和3年度 教育費負担の実態調査結果 株式会社エンライク じゅけラボ予備校 浪人生の予備校・塾の費用に関するアンケート 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部