「刺激として森保監督には呼んでほしい」

スペイン戦の藤田のプレーを称えた闘莉王氏。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部）

　元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルでU-23日本代表のMF藤田譲瑠チマを称賛した。 【動画】闘莉王が藤田譲瑠チマを森保ジャパンに推薦！ 　大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、パリ五輪の準々決勝でスペインと対戦。０－３で敗れて、ベスト８に終わった。闘莉王氏はこの一戦に出場した選手たちを採点し、基準点を「６点」とするなかで、藤田には「6.5点」をつけた。 　チームのキャプテンを務めた中盤の司令塔を、次のように評する。 「非常にファイティングしたシーンも何回かあったし、サイドのボールから（前線に）上がっていって、少しトラップが流れてしまったけど、その気持ちはチームに伝わる。ああいうアグレッシブさはキャプテンらしかった。非常に良かったと思う」 　またA代表への昇格についても、過去の名選手をなぞらえて、こう述べた。 「結構面白い存在なのかなと思う。どっちかと言ったらヤットさん（遠藤保仁）みたいなプレーヤーなので。テンポも良いし、良いサプライズになる」 　森保ジャパンは、９月に北中米ワールドカップのアジア最終予選を戦う。闘莉王氏は「何人かは刺激として森保監督には呼んでほしい」と、大岩ジャパンからの引き上げを希望した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部