「知らない人が自分の赤ちゃんをあやす」はOK? 1000人に聞いた”子連れお出かけ”の本音
育児の現実は経験しないとわかりにくい
育児に対する社会の理解について、88.4%という圧倒的多数のママ・パパが、「地域や社会でさらなる理解が必要」だと感じているようです。 その一方で、61.0%ものママ・パパが、「赤ちゃんの誕生前後で育児に対するイメージにギャップを感じた」と回答していました。 ママ・パパ自身も、赤ちゃんが生まれる前は育児の現実を十分にイメージできていなかったようです。 子育て経験のない人々にとって、育児の現実を理解することは難しいもの。赤ちゃんによりやさしい社会の実現のためには、まず育児への理解を深めていく必要性がありそうです。
赤ちゃんにやさしい未来のために
ピジョン株式会社では、「赤ちゃんにやさしい未来」を実現するために社会全体で育児を考え、赤ちゃんにやさしい行動につなげる早期教育の取り組みとして、日本全国の中学生を対象とした「赤ちゃんを知る授業―赤ちゃんにやさしい未来のために―(以下略:赤ちゃんを知る授業)」を2021年9月より実施しています。2024年6月30日までで合計約400校、約32,000名の生徒に授業を実施し、2024年度は約150校での実施を予定しているそうです。 赤ちゃんの特徴や行動について理解を深め、自分にできることは何か考える「赤ちゃんを知る授業」。 授業を受けた中学生からは、「子育ては大変だとあらためて思った。私たちにも助けられる場面があるとわかった。」「この授業のことを活かしながら妊婦さんや子ども連れの方に接していきたい。」といった声が聞かれています。 子どもを連れてのお出かけで、不便さや肩身の狭さを感る親は多いもの。 そんな中、周囲の人がやさしい目線を向けてくれるだけで、親は十分にありがたく、救われるものです。 ピジョン株式会社は今回の調査の結果を受けて、「『赤ちゃんを知る授業』の提供を継続することで、中学生に育児について理解を深めてもらい、赤ちゃんにやさしい社会を実現してまいりたいと考えています。」とコメントしています。
nobico編集部