安倍首相「安定と挑戦の内閣」 進次郎氏には「斬新な発想を期待」
安倍晋三首相は11日、第4次再改造内閣の発足を受けて記者会見した。 令和になって初となる今回の改造内閣について「安定と挑戦の内閣」だと位置づけ、「新しい時代の国づくりを力強く進めるための布陣を整えた。安倍内閣は7年目を迎えた。これからも挑戦あるのみ。チャレンジャーの気持ちで、これまでの発想に囚われない大胆な改革に挑戦していく」と語った。 【動画】第4次再改造内閣が発足 安倍首相が会見「大胆な改革に挑戦」 憲法改正についての意欲もあらためて示し「必ずやなし遂げていく」と述べた。 今回の内閣改造では、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官が続投する一方で、それ以外の17人の閣僚が交代する大規模なものとなった。外務相に茂木敏充経済再生担当大臣、防衛相に河野外務大臣が横滑りしたほか、自民党の萩生田光一幹事長代行が文部科学相、西村康稔官房副長官が経済再生担当相に起用されるなど、安倍首相に近い議員が多く入閣した。さらに小泉進次郎衆院議員は環境大臣として初入閣し、注目を集めている。 小泉氏に対して、安倍首相は「大阪G20でも議論になったプラスチックゴミ問題や気候変動問題など地球規模の課題に、若手ならではの斬新な発想で取り組むことを期待する」と話した。