幻想的な「風伝おろし」 白い朝霧が滝のように山肌を流れ落ちる秋の風物詩 三重・御浜町
中京テレビNEWS
三重県御浜町で、白い朝霧が滝のように山肌を流れ落ちる秋の風物詩「風伝おろし」が見られました。
朝焼けに染まって山肌を流れ落ちる霧。御浜町に本格的な秋の到来を告げる風物詩・「風伝おろし」です。 「風伝おろし」は、山向こうの盆地で生じた霧が標高247メートルの風伝峠を越えて流れ落ちる現象で、気温や湿度、風などの条件がそろったときに発生します。
12日朝、訪れた人たちは、澄み切った青空と緑の峠を越える白い朝霧、そして、色鮮やかなコスモスのコントラストを楽しんでいました。 「風伝おろし」は来年の春頃まで、よく晴れて気温が下がった朝に見られるということです。